ハウスメーカーの注文住宅の工法の種類!!

家づくり

ハウスメーカーの工法の種類!!

 

ローコスト系ハウスメーカーと言えば「木造軸組工法」

風土が培った在来工法が最適だと言われていますが、果たしてどうなのでしょうか?良質の木材に忠まれていた日本で発達した伝統工法です。近年は、熟練した職人の不足を補うために、コンピュータのデータにより、機械で加工されたプレカット材を用いたり、接合部分にさまざまな補強金物を採用しています。これで技術のバラツキを解消、品質の向上と安定化を実現しています。

 

間取りや増改築にも柔軟に対応

木造軸組み工法の最大のメリットは、柱や梁で支えているので、壁などの枇造的な制約を受けにくく、間取りやデザインに柔軟に対応できる点です。すなわち、設計の自由度が非常に高いのです。また、柱の位置を自由に設定できるため、狭い敷地や変形敷地でも自在、開口部も大きく取れ、増改築もしやすい構造です。

価格幅が広いことも大きなメリット

使用する木材は国産材、産材のほか、板状の木材を接着し積層にした構造用集成材も積極的に活用されています。シンプル設計で一般的な木材を使えばコストが抑えられます。工期は手問を要する工程から4~6ヵ月が必要です。

注意すべき点は、柱、梁、筋交いなどがバランスよく配置され、緊結金物が適切に配されているかどうかでしょう。また、構造材の防腐・防蟻処理がきちんとなされているかなど、耐震性や耐久性が万全かを十分に確かめておきましょう。

木造軸組み工法採用のハウスメーカー

●タマホーム
●アキュラホーム
●アイダ設計
●富士住建
●アイフルホーム
●エースホーム
●ユニバーサルホーム

軸組み工法+パネル工法採用のハウスメーカー

●日本ハウス
●住友不動産
●ダイワハウス
●アエラホーム
●フィアスホーム
●クレバリーホーム
●ヤマダ・ウッドハウス
●一条工務店

耐震性が認められた2×4工法(2×6工法)

●2×4工法は70年代から急速に普及
2×4インチの木材を中心 にした枠組みに合板を張った免罪6面で支える2×4工法は、1974年に日本で認可されてから、その強固さが注目され、以後急速に普及しました。また、2×6工法は同じ工法ながら、壁の厚みが6インチとなり、 より強固で耐久性に優れています。

2×4・工法採用のハウスメーカー

●住友不動産
●三菱地所ホーム
●セキスイハイム
●富士住建
●セルコホーム
●メープルホームズ

2×6工法採用のハウスメーカー

●住友不動産
●三井ホーム
●東急ホームズ
●ウィザースホーム
●GLホーム
●セルコホーム

※セキスイハイムの資料請求はこちら!!

鉄骨造

強岡さと怪さを合わせもっのが最大のメリットです。基礎の下に捨てコンクリートを打ち、そこからアンカーボルトを立ち上げて柱を固定するので高い強度と耐震性、耐久性があります。ハウスメーカーの注文住宅では、主流は軽量鉄骨造で、3階建て以上の建物には重量鉄骨造が多くなります。施工方法はRC造よりもシンプルで短工期・低コストとなっています。柱と梁を緊結するラーメン構造にすると、大きな開口部や吹き抜けなどダイナミックな空間が可能です。注意点は、鉄骨の防錆処理や耐火被膜の施工が万全であること。鉄骨を組み上げるクレーン車が入る余地も必要です。

 

軽量鉄骨造採用のハウスメーカー

●積水ハウス
●大和ハウス
●セキスイハイム
●パナソニック ホームズ
●トヨタホーム
●ミサワホーム

工期が早く多くのハウスメーカーが採用するプレハブエ法

木質系

あらかじめ工場で、木材で組んだ枠に断熱材を充填し、構造用合板を張った木質パネルを生産するので品質が安定しています。現場では、接着剤や特殊な緊結金物でパネル を一体化していきます。強度や断熱・気密耐震・耐火性にも優れています。

鉄骨系

主流の軽量鉄骨・軸組工法では、柱と梁をつくり、そこに工場生産のパネルを取り付けます。強固で軽く、耐火性に優れているのが大きなメリットです。軽量鉄骨は、同じ強度の木材と比べると30%程度軽くすることがで き、それだけ負担を軽減することができます。

コンクリート系

プレキャスト板という、工場で計算され精製させた鉄筋コンクリートパネルの品質の良さがメリットです。このパネルを現場で組み立てますが、工法は2×4工法・2×6工法と同じ6面で支える構造になっています。高い強度や耐久耐火性、遮音性に優れています。

ユニット系

材質を問わず、工場内で骨組み から断熱材、内部下地、サッシ、外壁材などまで箱型のユニットをつくり込んで、そ れを現場に運んでユニットを一体化させます。全工程の80%程度を工場生産してしまうので工期は最短・低コストとなります。

 

高層住宅や耐震性を極めるならRC造

RC(鉄筋コンクリート)造は、圧縮に強いコンクリートと引っ張りに強い鉄筋を一体化させており優れた強度、耐久性、耐震性、耐火性、遮音性を誇ります。また、プランの自由度が非常に高く、型枠の工夫次第で高デザインの家ができます。工期は、コンクリートを乾燥させるため約5~8ヵ月と長めです。重い構造のため地盤の補強が必要になることもあり、ほかの構造に比ベかなりコストは高めになります。

SRC造

RC造に、さらに鉄骨を加えてつくられているので抜群の強度ですが、一般の戸て住宅では少なく、主にマンションやオフィスビルに多く用いられています。ハウスメーカーの注文住宅では、ほとんど採用されていません。

 

地震に強い住宅工法

鉄骨造

鉄骨を用いた構造で、地震の揺れに強いがあります。鉄骨は柔軟性があり、地震時の振動を吸収することができます。また、火災に対しても防御があり、建物の耐用年数も長く、メンテナンスコストも少なくなっております。

軽量鉄骨造

軽量な鉄骨を用いた構造で、地震時の揺れに対して柔軟に対応することができます。耐震性能が高く、鉄骨造も比較的安価で建てられるため、一般的に必要とされますが高い住宅工法1つです。

木造軸組工法

木材を用いた構造で、地震に対しても柔軟に対応することができます。日本では伝統的に広く使われている住宅工法であり、安価であることも魅力の1つです。

木造軸組工法に耐震補強

木造軸組工法に、耐震性を高めるために特別な補強材を追加する方法です。 地震に強い特性を持つ木造軸組工法をベースに、耐震性をより高めた住宅補強材として、合板や金属板を使うことが多く、木造住宅の強度をアップさせることができます。

土台制震工法

建物の基礎部分に、耐震性の高いゴムや鉄板などの制震装置を設定する方法です。 地震時に建物が揺れると、土台の制震装置が振動を吸収するため、建物内部に構造的な補強を必要とせず、緩衝の住宅にも適用可能な点が魅力です。

 

鉄骨住宅の耐震性

鉄骨住宅の耐震性については、以下のような特徴があります。

柔軟性が高い
鉄骨は柔軟性があり、地震時の振動を吸収することができます。そのため、地震による揺れを受け入れることができ、耐震性が高いと断言します。
強度が高い
鉄骨は鉄の強度によって、非常に強くなっています。
火災に強い
鉄骨は火災に対しても非常に強く、燃えにくい素材です。また、鉄骨造の住宅は、木造住宅と比べて耐久年数が長く、メンテナンスコストも少ないという利点もあります。
長期的なメンテナンスが必要
鉄骨住宅は、定期的な点検的なメンテナンスが必要です。 特に、鉄骨部分に錆が発生すると、その強度が低下するため、錆の発生状況を定期的に確認することが必要です。
コストが高い
鉄骨住宅は、耐震性能や強度が高いため、一般的な住宅工法と比べてコストが高くなる傾向があります。

以上が、鉄骨住宅の耐震性についての特徴です。建物の構造的な強さが求められる地震国日本において、耐震性の高い住宅工法として、鉄骨住宅は注目されています。

 

鉄骨住宅は震度いくつまで耐えられますか?
鉄骨住宅の耐震性能は、地震の規模や震源地の条件によって異なります。 建物の耐震性能は、JIS規格や建築基準法などで定められた基準に沿って計算され、地震の揺れに対する安全性が調整されるように設計されています。一般的に、鉄骨住宅は、最大震度7程度の地震に抑えるように設計されています。また、新築住宅には、地震による損傷を最小限に抑えるため、建設中に耐震補強工事を行うことができます求められています。

ただし、震度7以上の大地震には、耐震設計された建物でも損傷が発生する可能性があります。また、地盤状況や地震の揺れ方によっては、同じ震度でも被害の程度が異なる場合があります。そのため、地震発生時には、建物の安全性を確認するために、指定の避難場所に避難することが重要です。

鉄住宅には、建物の耐震性能を向上させるための骨補強技術があり、その技術を活用することで、より強靭な住宅を実現することができます。また、定期的な点検やメンテナンスも大切です地震に備えて、耐震性能の高い住宅を選択することが重要です。

 

鉄骨住宅は長周期地震動に耐えられますか?
長周期地震動とは、地震の揺れの周期が長いものを指し、低周波地震動とも呼ばれます。このような地震動は、建物の振動を長時間続けるため、建物に大きな影響を与えます。

鉄骨住宅は、一般的に、耐震性に優れた建物として知られています。鉄骨は強度が高く、軽量であるため、地震時に建物の揺れを制御することができます。また、鉄骨住宅には、建築基準法やJISなどで定められた耐震性能基準を満たすように設計されており、定周期地震動に対しても撤廃することができます。

ただし、長周期地震動に対する耐震性能を考慮した設計を行う場合、建物の高さや重量、地盤の状態などを考慮して、適切な耐震補強が必要になる場合があります。 、建物の耐震補強工事の内容や点検、メンテナンスの実施状況にも影響されます。 そのため、耐震性能を保つために、定期的なやメンテナンスが必要になります。

鉄骨住宅は、地震に対する高い耐震性能を持つ建物ですが、長周期地震動に対しても、適切な耐震設計や補強工事を行うことで、より強靭な住宅として実現することができます。

コメント